PON 's ROOM

田舎の24歳の覚え書きブログ☺アウトドアとアイドルオタクとランニングと塾の先生などをしてる私の日常を徒然なるままに~!

9 家出してる話

こんにちは、ぽんすけです。

さっき更新したばかりなのに、もう更新しています。笑

ひとつ、言い残した上に長くなりそうな話があったのです。

「「「わたし、家出しています。」」」

会社の元同僚と夏休みに二人三脚で助け合いながらもがいているうちに、同僚の家が私の校舎と近いこともあり「泊まればよくね?」となり、9月ごろから住み始めました。

親の気配が全くなく、親からギャンギャン言われずに済む環境が、あまりに心地よすぎたのです。
いつだって安心していられて、耳を済ませて親の動向を探る必要もない。
親の気に入るように自分と周りの環境を確認して確認して確認して確認して確認して…の必要がない。
食べたい物を食べたいだけ食べていい。

普通のことかも知れないけど、これがとにかく新鮮に感じられました。
他人である同僚と過ごすのは時に衝突もありましたが、そんなの親の圧迫や恐怖と比べたらなんてことありません。
同僚の「衝突」と、親の「支配」は全く質の異なるものでした。

印象的だったことがあります。
あるとき、長年のクセで「~してもいい?」と同僚に許可を求めたことがありました。
何をしたかったかは忘れてしまいましたが、ほんの小さな事だったと思います。麦茶飲んでいい?くらいに。
そのとき、同僚はこう答えたんですよね。
「いいよ。いいに決まってるよ。なんでだめなのよ?笑」

あれ、これはだめだったはずなんだけどな…と思いました。
そして同僚は
「いいよ、好きなようにしてみな。」と言ってくれました。

こんなにちょっとした事だけど、涙が出てしまいました。今思い出しながら打っていても、泣いてしまいます。
「好きなようにしていい」なんて言われたこと無かったな~って思いました。
いつも「ダメ」だったので。

親はすぐに怒ります。
何をしても「ダメ」「どうせできない」「やめろ」「こうしろ」、言うことを聞くとすぐさま意見が変わり、また「ダメだ」。
母親はなにをしても満足しません。ゴールのない否定を永遠と繰り返します。
今までどうやって気に入られるか、を手探りしていましたが、やめました。
もう「知らない人」にしました。親であるが故に利用できる部分だけ利用する存在、ということにしました。あまりに大きな出来事だけは報告するけど、別に連絡はしない。
もう9月から1度と両親の住む家で寝泊まりはしていません。だって、その存在が嫌だから。

それに比べて、同僚は怒りません。
私がザリガニを買ってきても、勝手に同僚の水槽のレイアウトを変えても、同僚のいない間にウイスキーのボトルを殆ど飲みベロンベロンになっても、夜通し泣いて騒いでも、夜中に悪夢で飛び起きても、子供の頃手に入れることが出来なかったおもちゃを買って持ち込んでも、夕飯を作らず寝ていても、怒りません。
仕事から帰ってきて疲れていても、
「いいんじゃん、別に。さ、夕飯食べようぜ。」
って言うだけです。
大声も出しません。
すごい。親とはまるっきり別の生き物です。

まあ、そんな訳で、ここは居心地がいい。
親の元にはもう暫くは帰らない。

ものすごく親不孝だとは思うけど、私の人生の輝かしく若い四半世紀を捧げたんだから、もう許してくれ。
もう1人にしてくれ。
もう私の人生を奪わないでくれ。
もうあなたに渡せるほど、私の人生も長くない。


願わくば、1日でも早く幸せに天に昇ってね。
おやすみ。


ぽん