PON 's ROOM

田舎の24歳の覚え書きブログ☺アウトドアとアイドルオタクとランニングと塾の先生などをしてる私の日常を徒然なるままに~!

子供の頃の思い出

今週のお題「雛祭り」

 

私は両親にとって待望の子供でした。

子供が欲しかった両親はあーでもないこーでもない言いながら毎月チャレンジしては一喜一憂したり

やっと赤ちゃんが来てくれたと思ったら流産してしまったり

かなり苦労していたそうです。

それでも諦めずにチャレンジしてくれた結果、やっと私が産まれました。

当時は今ほど初産が遅くなかったため、周りと比べるとかなり遅い子供でした。

だから、やっとできたひとりっ子の私には、

もううるさいくらい、有り余るくらいの愛情もといエゴとお金が注がれました。

 

私を歓迎してくれたのはもちろん両親だけではなく

祖父母も色々なものを買い与えてくれました。

 

中でも、大きく豪華で印象に残っているものが雛人形です。

 

最近よく売り場で見るものはお雛様とお内裏様の2人の人形ですが

私の雛人形は五人囃子や籠、

「誰?」という人まで

7段くらいだったかな、階段のように積み重なったものでした。

 

多分あれ個人所有のための人形じゃなかったと思います。

業務用です。笑

 

かなり数も多いので組み立てや人形を置くのに時間と手間がかかり

小さい頃しか飾らなかったのが勿体無く残念ですが

母の気持ちが今になるとよくわかります。

子供の世話や仕事で忙しい中でたくさんの人形たちの世話など、、、

到底できそうにありません。

 

そのため、あんなに立派だったにもかかわらず

ある程度大きくなってからの記憶がありませんのであまり覚えていないのです、

もったいない。

 

だから、毎年この時期になると思い出すのは

ふんわりとした記憶に残るお雛様。

目が覚めるような朱色の絨毯がかかった段々に規則正しく並ぶ人形たち。

きっと私が女の子を産むまでは2度と見ることはないのだろうけど

大人になった今、もういちどしっかり見たいなと思います。

子供を産む予定もまだありませんが。

 

桃の節句、女の子のためのお祭りという華々しいイメージとともに

すこしほろ苦い味のする1日です。